【「ずっと友達でいてね」と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで】あらすじ・キャラ紹介・感想 【ネタバレなし】

ラノベ

こんにちは、ていくです。

今回は、「ずっと友達でいてね」と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで を紹介します。

甘くて悶えたくなるようなラブコメ作品ですので、お求めの方は是非ご覧ください。

youtubeでPVも公開されていますので、そちらもぜひご覧ください!

あらすじ

親友というのは、人生で最高の宝物だ。

趣味があって、気が合って、言いたいことは言い合えて、やりたいことはやりあえる。

いいことがあったら喜びが倍になって、悲しいことがあっても二人で分け合って半分にできる。

時々振り回されてしまうこともあるけれどそれすら楽しい。

極論、一人でも最高の親友と言える相手がいあたら人生は大体何とかなる。そう思えるくらいの存在が親友だ。

ではそんな最高の親友を‥‥異性として好きになってしまったら、いったいどうすればいいのだろうか?

杉崎優真(キャラ名:ユーマ)は「グアランドゲート」という世界的に人気なオンラインゲームで孤高のソロプレイヤーでした(ぼっちともいう)。

ある日、優真が乗っていた交易船が大型モンスターに襲撃されます。

対するは、優真が操作する大魔導士「ユーマ」と、たまたま乗り合わせた全身重鎧の聖騎士「シュヴァルツシュヴァイン」の二人だけ。

普通なら勝てる相手ではなく、半分諦めながら戦っていましたが、

本当の意味で息が合うというのを、優真はその時初めて体験しました。

お互いに連携を取り、抜群のコンビネーションでクラーケンをを倒した二人は、その後も一緒に行動することが増え、いつの間にか親しい友人と呼べる関係になっていました。

後にわかったことですが、シュヴァルツは、ユーマと同じ十五歳で高校入学を控えている状態でした。

ただ、生まれつき体が弱くて小・中とあまり学校に行けていなかったが、最近画期的な治療法により、学校に行けるようになったのだとか

二人が中学校を卒業して高校入学前、三週間の春休みの初日。

ユーマは、シュヴァルツと朝から二人でゲームの世界で遊んでいました。

「正直に言うと学校行くの、少し怖いけどね」

「今までほとんど病院ぁ家で勉強してたんだっけ?そりゃいきなり環境が変わると不安だわな」

「うん。それにちょっと暗い話するとボク、昔いじめられててさ」

「ボクって少し見た目が普通じゃないというか‥‥とにかくそれで小学生の頃いじめられててさ。そのトラウマっていうほど大げさなものじゃないんだけどコミュ障というか、対人恐怖症気味で‥‥」

「何か力になれればいいんだけど」

「そういえばお前、どこの学校に行くんだ?」

それは特に意図もなく気軽にした質問だった。

「えーと、祭花高校ってとこだね」

「え?俺も祭花高校なんだけど」

「へ?そうなの!?」

偶然にも同じ高校に通うことが判明した二人は、実は家も近かったのです。

これらをきっかけに、高校生活に向けてシュヴァルツのコミュ障を克服を克服するために、一度リアルで会うことにしました。

優真が待ち合わせの場所で待っていると、遠くの方に建物の柱に隠れるようにしてことらを見ている人影があります。

「もしもし、お前今どこだ?」

「‥‥っ。‥‥っ!」

「今駅のそばにいるパーカーを着てフードを被っているのってお前?」

「ご、め‥‥」

その直後にパーカーの人――シュヴァルツはくるりと向きを変えて逃げ出した。

「む、むり‥‥やっぱり、むりぃ‥‥」

優真が慌てて追いかけ捕まえ、逃げられないようにそのまま少し持ち上げると、思ったよりもずいぶん軽くて簡単に持ち上がりました。

「っ!?やだ‥‥!やだ‥‥!はなし、てぇ‥‥!」

シュヴァルツの口から悲鳴のような声が漏れる。

‥‥電話越しでも、男にしては高い声だと思っていた。

けど直に聞くとそれはどこか儚げで、それでいてとてもかわいらしい。その声はどう考えても‥‥。

「そ、そうか。はじめまして。で、えーと‥‥シュヴァルツって、女子だった、の?」

シュヴァルツは抱き上げられたままブンブンと頷く。

そう。シュヴァルツは実は女の子だったのです。

生まれつきの白髪がコンプレックスで友達もできたことがないという彼女のために、友達づくりの練習をすることにした二人。

“友達として”信頼してくれる彼女を裏切るまいと自制するが、無自覚で距離の近いスキンシップに、徐々に異性として意識してしまい……。


これは、内気な白髪美少女と織りなす、甘くてもどかしい青春グラフィティ。

キャラ紹介

杉崎優真(キャラ名:ユーマ)

リアルに友達がいなかった高校一年生。

「グランドゲート」というゲームでもソロプレイヤーでしたが、ゲーム内ではシュヴァルツという仲間が、リアルでは上城ゆいという親友できます。

ゆいがコミュ障を克服し友達をつくるために、親友として協力していたはずだが、

いいに対する恋心に少しずつ気づき、下心を持ったまま協力するのはよくないことなのでは?と悩み始めます。

上城ゆい(キャラ名:シュヴァルツ)

優真と同じ高校に通う高校一年生。

リアルでは女の子でした。

幼いころから体が弱く、画期的な治療によってようやく学校に通うことができるようなりました。

自身の白い髪が原因でいじめられた経験があり、コンプレックスを抱いています。

「グランドゲート」を通じて、優真と仲良くなりコミュ障を克服に協力してもらっていて、

両親のいない家に優真を招待し宿泊させるほど全面的な信頼を寄せています。

優真のことが好きだと公言していますが、ライクなのかラブなのかは自身でも理解していない様子。

ネネ

優真の義理の姉。

コスプレやアニメ、漫画が趣味。

普段はポンコツですが、優真が悩んでいるときはまじめモードで相談に乗ってくれます。

美容師で、個人経営の美容院「ワールドブレイカー」や併設されたブティック「リバース オブ ザ ワールド」を経営しています。

ゆいが性癖に刺さったらしく、ゆいのコミュ障克服に協力してくれています。

感想

両片思いに近い作品だと思います。

他にこの関係を邪魔する人がおらず、純粋な2人なのでただただ尊いという感想です笑

人間の闇の部分があまり見えない作品なので、癒しを求めている人にはお勧めです!

これからは、実際に高校生活も始まって、コミュ障やコンプレックス克服に対する障壁が現れ、一層二人の関係が深くなると思うので今後の展開が楽しみですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の作品でお会いしましょう!

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