【親友の妹とのラブコメ】友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺はいったいどうすればいいんだろう あらすじ・キャラ紹介・感想 【ネタバレなし】

ラノベ

こんにちは、ていくです

今回は、「友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺はいったいどうすればいいんだろう(著:としぞう/イラスト:雪子)」を紹介します。

第2回ファミ通文庫大賞特別賞を受賞し、コミカライズ作品もWEBサイト「電撃コミック レグルス」にて連載が始まっています。

友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう
「兄が500円を返すまで、そのカタとして喜んで私は先輩の物になります!」 とある夏の日。大学生の白木求(しらぎ・もとむ)の住むアパートに友人の妹である宮前朱莉(みやまえ・あかり)が押しかけてきた。 この借金に隠された秘密とは、朱莉の目的とは…? ワンコインからはじまる、甘すぎる共同生活!!

近いようで遠い、友達の妹とのラブコメです!ぜひご覧ください。

あらすじ

いったい、何が起こっているんだろう。

一人の少女がいる。

太陽の光を反射させつつ、そよ風にさらさらとたなびく絹のような黒髪。

ぱっちりと形の良い、ことらをまっすぐ見つめてくる瞳。すらっとした鼻立ち。化粧っ気はないがやけに紅く感じる艶やかな唇。

まるでテレビの向こうに住んでいるような、文句のつけようがない美少女が、俺の一人暮らしをするデパートの玄関口に立っていた。

「お久しぶりです、白木求先輩」

先輩と俺を呼ぶ彼女は、俺の一つ下の女の子であり、そして彼女自身それを主張するかのように高校指定のセーラー服を身に纏っていた。

圧倒的な美少女オーラと、現役高校生という若々しさに圧倒され、ろくに返事もできず固まる俺に対し、彼女は口元に笑みを浮かべ、そして、

「兄に言われ、謝金のカタとして参じました。これからよろしくお願いいたします」

そんな、とんでもないことを口にした。

白木求のアパートに突然押しかけてきた宮前朱莉。

兄思いの良い子で、学年超えて噂されるほどの美少女という印象しかなかった朱莉が突然、兄の借金のカタとして住み込みで料理や洗濯、掃除などの家事をすることになります。

それも、500円のために。

1時間も働けば500円など優に超えているはずですが、家賃や光熱費、水道代で消失してしまうという謎理論。

さらには、「兄が借金を返すまで、私は喜んで先輩の物になります!」となぜか嬉しそうに宣言する始末。

あまりに突飛な急展開に戸惑う求ですが、そんな彼を強引に言いくるめ、

完全に泊まる前提であらかじめ宅急便を使い布団などの荷物を発送するなど、朱莉は着々と居候の準備を進めていきます。

当然この借金のカタ云々には裏があり――。

色々と腑に落ちないことはあるが、まったく知らないわけではない友達の妹を外に放り出し知らんぷりというのはさすがにできない。

とはいえ、いくら友達の妹とは言え、異性の、それもこんな美少女を泊めるなんて、もしも万が一の間違いでも起きてしまったら

という葛藤の中で、一緒に生活をすることになります。

一緒に買い物をしたり、ランニングをしたりしつつ、下着姿の朱莉と鉢合わせるハプニングも!

ぐいぐい来る美少女とのワンルームドキドキ同棲生活がはじまる!

そして、朱莉の目的とは‥‥?

キャラ紹介

白木求(しらぎもとむ)

大学一年生。

高校時代までさかのぼっても、女子の友達はいたけど彼女ができたことはありませんでした。

告白したことも、されたこともありません。

親友の妹と同棲生活をすることになります。

喫茶「結び」 でバイトをしています。

宮前朱莉(みやまえあかり)

求の親友・宮前昴の妹で一つ下の高校の後輩。

兄の借金のカタとして求の部屋に住むことに。

高校では、学校中で話題になるほどの有名人。

見た目の可愛さもさることながら、性格も明るく、気品のようなものさえあります。

料理をはじめとし、家事全般が得意で同棲生活ではその腕を披露します。

砂糖入りの麦茶が好きですが、それには理由が‥‥。

宮前昴(みやまえすばる)

白木求の高校来の友達。

同じ陸上部に所属していたからという理由で話しかけ、今では親友と呼べる間柄。

最近彼女ができたらしく、ときどき求に彼女自慢をしています。

宮前家はかなり裕福であるが、500円にヒーヒー言っている状況だという。

白木結愛(しらぎゆあ)

喫茶「結び」のマスターの娘で、この喫茶店の雰囲気に合う美人です。

感想

鈍感主人公とのラブコメ作品でした。

二人の馴れ初めや設定自体は王道でしたが、朱莉の心情の変化や表情の描写が細かくてほほえましかったです。

求は、友達の妹であり兄想いの朱莉は本当に兄のために借金のカタとして自分の家に泊まり込みで働いていると信じて疑わず、

ストーリーを展開させようとしないため、むずむずする感じはありますが、

今まで誰とも付き合ったことのないピュアな朱莉だからこそ、頭を撫でられたりおんぶしてもらったりするだけで、

顔を真っ赤にしたり、うれしすぎて泣き出したりと過剰な反応が可愛かったです!

作中でちょっとだけ名前が挙がった「陸上部の後輩マネージャ」がまだちゃんと登場していないので、

2巻以降で登場して、朱莉の恋敵になるのかなと思うと今後の展開が楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の作品でお会いしましょう!

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