こんにちは、ていくです。
2021年 8月18日に「トニカクカワイイ 17巻」が発売されました!
15巻では急に時子の散骨というエピソードから始まり、由崎司の過去編へと突入した「トニカクカワイイ」ですが、16巻でも司の過去編が描かれ、司の正体が明かされました。
急展開を見せている「トニカクカワイイ」ですが、最新巻である17巻はどのような内容になっているのでしょうか?
ネタバレを含むのでご注意ください。
トニカクカワイイのあらすじ
まずは、「トニカクカワイイとはなんぞや?」という人のために、
「トニカクカワイイ」は畑健二郎が週刊少年サンデーで連載している漫画作品です。「星空」と書いて「ナサ」と名付けられた、主人公・由崎星空は、小さいころから自分の名前を見た大人が笑うことに気づいて、NASAよりもすごい男になることを目指して努力してきました。模試でも全国総合1位をとる彼は、高校受験を目前に控えたある日、道でとにかく可愛い少女・司と出会いました。彼女に見とれ、反対側の歩道にいる彼女に声をかけようとしたナサはトラックに気づかず交通事故に遭ってしまいました。とっさにナサを助けた少女・司に、告白したナサですが、答えは「結婚してくれたら付き合う」でした。これは18歳になったナサと司が結婚した後の、イチャコラ夫婦生活です!!
17話の内容
ナサと司が仲直りし、家に帰って少々イチャイチャするところから話は始まります。その翌日、時子の遺書を受け取り、時子の散骨やお通夜をきっかけに司と時子の過去編が始まります。七十数年前、不老不死となった司は、地獄のように燃え果てた日本で、行く当てもなく食べ物もない小さな少女に出会いました。司は持っていたおはぎを与えると、その場を立ち去ろうとしますが、少女は司と行動を共にすることを決意しました。その少女が時子でした。共に生活する中で、司の正体を知った時子は司のために自らの時間を使い、司の願いをかなえることを決心しました。時子はとてつもない先見の明によって、月に到達することができました。しかし、そこには司が望んでいたものはなく、かぐや姫すらいませんでした。そこから時は流れ、時子の孫である千歳に出会ったり、ナサと出会って結婚したりして、現代へと戻りましたが、司には1つ後悔がありました。それは、時子が司のために生きたことです。司は数十年の間、穏やかに生きることができましたが、時子は幸せではなかったのではないかと。
しかし、司たちの部屋に現れた千歳に時子が重なり、「姉さまにもらったこの命全部使って‥‥、姉様の願いは私が必ずかなえてみせる!!」という言葉によって、司は自分の中で気切りをつけることができました。
17巻の感想
16巻に引き続き17巻も泣けました。第2章に突入してから畑先生が読者を泣かせに来てる気がしますね。いつものイチャイチャもいいですけど、シリアス展開も世界観に引き込まれてしまいます。今まで謎だった司と時子の信頼関係の理由が分かり、今16巻までを読み直してみると新しく見えてくるものが多くあるのではないでしょうか。一旦、シリアスなエピソードがここで終わったと思うので、また、ここからストーリーが展開されるのでしょうか(週刊誌を読んでないのでわかりませんが)。18巻が楽しみです。
18巻の内容予想
ひとまず、「トニカクカワイイ」における謎がある程度明らかになったので、ここからはナサが司の願いをかなえていくのではないでしょうか。司の新しい願いが何かわかりませんが、キーとなるのは、ナサが授業した高校にいた輝夜ではないでしょうか。少しイチャイチャをはさんで、ストーリーが進むと思います。
まとめ
以上、「トニカクカワイイ」17巻のあらすじ・感想・考察レビューでした。
18巻以降も感想と考察記事を作成したいと考えているので、また読みに来てくださいね。
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